君の生き方（じかん）

風が変わるね　　　空気の匂いもセピアになってる

君の季節だよ　　　枯れ葉の中で踊る幻想

君は　未来（あした）を語らない　　ただ　　誰（なに）かを探してるだけ

なぜ　　夢から眼をそらすの？　　　　現実（いま）を守るため？

正直（すなお）に泣けず　　　素顔で笑えない　　　縛られた心のまま

うつろな表情で踊り続けるよ。。。。。。。



　　　君のままでいいのさ　誰も　　何も責めはしない

　　　あるがままの姿で生きれば　きっと　　誰（なに）かは近づいてくる

　　　きみのままでいいんだよ　　　怖がらないで

　　　もう一度夢見てごらん　　　　きっと未来（ひかり）が君を呼ぶから




風が変わるね　　ほら降りてくるよ　　　銀の妖精

君は踊って　　踊り続けて　　探し疲れたんだね　　誰（なに）かを・・・

何も見えなくて　　うつむいてばかりで　　　　苦しいんだろ？

だから　せめて夢を見つめて　　　笑ってごらん　　もう一度

限りない想いを込めて　　君に贈るよ　　　大切だった僕の魂（じかん）




　　君次第なんだよ　　　それが君の　　生き方（じかん）を決める

　　まわりに振り回されないで　　きっと　　「何か」はそこにある

　　独りじゃないさ　　　恐れちゃいけない

　　君自身の風に吹かれて　　　　自分の道を生きるんだ





　　笑ってごらん　　　怖がらないで

　　君の内（なか）で　夢が生まれたら　　僕ら（なにか）はいつだって



　　ほら・・・・・君のそばにいるよ・・・・・・・。







１９９４・１０月